3月26日(月)
昨日はいずみんさん主催のQOH大オフ会に行って参りました。ダイジェストなど。
25日午前1時。本日はQOHオフ会の日。会場が埼玉と、新潟からはちと遠い場所にあるため、俺は午前2時に家を出てfeeさんとozを拾う手筈となっておりました。そして俺はその準備をしておりました。と言いたいところだが実はネットやってました。しかもPSO。あまつさえ日曜の午前1時ということもあって、参加者の多いこと多いこと。やりてえ!すげえやりてえ!!もうオフ会おっぽってPSOやっていてえとか思うも、まさか本当におっぽり出す訳にもいかず、(後ろ髪引かれまくりながら)時刻通りに家を出てfeeさんとozを拾う。
こうして我々は埼玉へ向かうのでありました。道を間違えないためにも三人できっちり役割分担。feeさんは運転、ozは地図確認・兼標識チェック、俺は寝てるだけ。
一人バカが居やがります。
しかしバカが居やがったにも関わらず車は進む進む。車がスピードを上げるたびに俺がビクビクしておりましたがそれでも進む進む。いずみんさんの送ってくれた地図もあって、8時には会場の七里コミュニティセンターに到着。車を駐車場に停め、9時半になったら会場に行こうということになり、車の中で待つことに。その途中、オフ会とは別の集まりであろう、S学生くらいの娘っ子が何人か訪れては会場に入っていく。
feeさん「(俺のほうを向いて)さらったりしちゃだめだよ」
釘を刺されてしまいました。チッ。悔しいので
俺「そうだね、さらったりしたら犯罪だからねfeeさん」
と切り返しておく。
そして寝たりS学生を眺めたりしつつ(←やめい)9時半を迎え、いざ会場へ。時間はそこそこ早かったのだが既に何人かの姿がありました。マシンも何台か設営されており、デモ画面が動いておりました。しかし何か妙な気が、と思ったらボイスがMAD系。
「にょ〜」(どこぞの猫耳娘の声で)
「ゲマー」(奇妙な黄色の生物の声で)
「ぅお〜」(ヘンに野太い男の声で)
何がなんだか。つーかしかも複数のマシンがMAD系ボイスってのはどういうこった。
気を取り直し設営準備を手伝ったりする。10時頃にはすっかりマシンの設定も終わり、テストを兼ねつつフリープレイとなる。まずは他の人達の腕をスパイするのだククク。
…(様子見)……(様子見)………(様子見)…………。
やべえ。予想してはいたがやべえ。俺完璧に場違いじゃねえのかと不安に駆られる。フリープレイに参加するのにここまで度胸が試されるとは思ってなかったよ。でも頑張ってフリープレイに加わってみましたー(ちょっとだけ)。
…(対戦中)……(対戦中)………(対戦中)…………。
もっとやべえ。見ていたとき以上にやべえ。
ここで俺の心境の変化を見てみましょう。
会場に向かう途中 一勝できればいいや
フリープレイ観戦中 一本取れればいいや
フリープレイ参加後 体力半分にできればいいや
うわー後ろ向き(黙れ)。
うわぁいこんなん勝てませんよーぅ、とほほーいどうするよーぅうえーい、とテンション高いんだかヤケになってるだけなんだかわからん気分のまま11時。本日のメインイベントその1である、トーナメントが始まります。
一応解説しておくと、形式は文字通りトーナメント。ABCDの4ブロックにわかれて対戦を行い、ブロック優勝した人たちで1〜4位を決める、というものでした。
俺はDブロック、ozとfeeさんはCブロック。俺の相手はトーナメント表によれば密砒素(ひそひそ)さん、ラピード使いとのこと。果てしてどんな人なのかしらん、きっと猛者に違いないのでしょう、嗚呼俺の瑠璃子がラピードに蹂躙される様がまざまざと!とおののいているうちに俺の試合が…と思いきや密砒素さん遅刻。遅刻ゆえに密砒素さん不戦敗。つまり俺不戦勝。
図らずしも一勝です俺!でもこの妙な虚しさは一体なんでしょう!!
でも当然のように次の試合でうるさん操るティリアにボコられて終わったのですがー。うあー。またozとfeeさんも残念ながら一回戦敗退とのことでした。むう。
さてここで、Dブロックの中で印象に残ったシーンを挙げてみますと、二回戦、THERさん(レミィ)vsのりゅさん(琴音)戦。琴音がEX不幸を発動、レミィはダッシュで近寄り投げを狙う、と思いきや、タックル(ジャイアントボム)を仕掛ける。タックルの「構え」の無敵部分で落下物をいくつかやり過ごし、更にアーマー能力を利用し落下物を食らいながらも琴音に反撃成功。そこからエリアルで大ダメージ。
ほかにもSYMさんの97葵なども印象的でした。特別すごいことをやっているわけではないのですが、相手の多段技での跳び込みをブロッキングして立ち中で反撃→エリアル、立ち小(2段)→立ち小(2段)→以下ループ、相手が当たったら連続技、といった固めの技術など、基礎を押さえてしっかりと戦っておりました。個人的に応援していたのですが残念ながらブロック戦の途中で敗れたようでした。
ちなみにDブロックの覇者は、「スイカ畑でぶんどって」の管理人でもありますATUSHIさん。芹香を操り、先輩コンボを決める決める。
ここで知らぬ人のため解説。先輩コンボとは芹香の連続技のひとつで、立ち大(1段)→キャンセルジャンプ→低空ダッシュ大→立ち大(1段)(ある程度ループ)→適当なとこでエリアル、と繋ぐ連続技。ゲージを使わずに6000オーバーのダメージを叩き出すという狂った威力を誇る。しかしやってみればわかるが要求される操作技術も狂っているレベルで、ミスらず繋ぐにはかなりの熟練を必要とする。また操作をミスって単なるジャンプになってしまった場合の隙も並大抵ではなく、ハイリスクハイリターンとも言える。
話を戻しましょう。それほど難度の高い連続技でありながら、操作ミスがちっともありゃしない(!)。どういう操作技術でしょうかこれは…。普段の立ち回りも芹香らしく飛び回って捕捉しづらいことこの上なし。あれよあれよと言う間にブロック優勝を手にしておりました。また、ATUSHIさんの芹香はエリアルの最後にEX雷を使わずに降りてきていました。なんで?と俺は思っていたのですが、ozが言うには「雷を撃ってしまうと攻めのテンポが損なわれてしまうからではなかろうか、あとゲージは全部空中ダッシュとEX技(緊急回避に使う)用なのでは?」とのこと。なるほど。
んで一気に準決勝、ここから先は3本先取制で行われました。準決勝第二試合のダイジェスト行ってみましょう。
この試合に臨むは、案の定といった感じでここまで突き進んできたATUSHIさんと、Cブロックを勝ち抜きここまで突き進んできたRENさん(S.Kさん(喫茶ゲーマー管理人)でした。何故か名前を変えて参戦)。ちなみにRENさんは梓使用。呼吸するかのように先輩コンボを叩き込むATUSHIさんに対し、RENさん操る梓は先輩コンボに対しブロッキングで対抗。とは言ってもATUSHIさんも先輩コンボがガードされたと判断したら地上技に下段を混ぜたり空中ダッシュのタイミングを変えてジャンプ中やジャンプ小でめくりを狙うという、一触必殺の攻めを展開させておりました。まさに零式防衛術(古いネタだな)。
そしてその試合の熱いシーン。確か梓が一本取って、二本目の試合だったはず。
試合は中盤から後半に差しかかったあたり。体力は双方とも半分を割っている程度。芹香は低空ダッシュからジャンプ大で突っ込むが、それに対しブロッキングを決める梓。しかし芹香は止まらず、そのままジャンプ小へとチェーンで繋ぎめくりを仕掛ける。だが梓はそれさえもブロッキング。ここで芹香は着地、二人の位置が入れ替わり互いに背を向ける恰好となり、芹香はすかさずサーチ技であるEX雷で梓を狙う。それでも「まだ終わらん!」とばかりに梓はEX雷を止める…止める…止める!(ブロッキング×3)直後に画面暗転、梓のカットイン、同時に「こいつで決めるよ!」EX粉砕のボイスが響く!共に舞い上がる梓と芹香、切れ間無く再度画面暗転、梓は組んだ拳を振り上げ…芹香は空中復帰で逃げようとするが、振り下ろされた拳は芹香を捉えた!!二の撃・鉄槌が決まり、地面に叩き付けられた芹香の体力は残りわずか、このラウンドは梓がモノにしたのでありました。
そうしてこの試合は、RENさんの梓が勝利を手にしたのでありました。熱かったですぜ〜。試合終了後は拍手が湧いておりました。なお、優勝者はAブロックを勝ち抜いたPOWER_ONさん(鬼千鶴)でした。こちらの試合も負けず劣らず熱かったです。ただ試合内容はほとんど覚えてなかったりします(ごめんなさいすいませんだめ死にますbyちよちゃん)。鬼門開封の使い方が非常に上手かったです。
トーナメント終了時、時間は12時を回っておりました。フリープレイに突入し、1時半からメインイベントその2であるタッグ戦が始まるとのことだったので、一旦車に戻ってメシを食らい、会場に戻って対戦しつつ、1時半となりました。さあタッグ戦の始まりです。こちらは俺は参加せず、ozとfeeさんとが出場となっております。チーム名は「ねここねこ」チーム。うーむ、このあずまんが好き共め。いや俺もだが。
メンバーは理奈・千鶴でした。理奈がCDばらまきを出して相手の動きを封じ、そこに千鶴がEX飛翔で突っ込むという連携を狙いつつ戦っていたのですが、ほとんどの相手はCDを相殺しつつ進んできたり、タイミング良くバックダッシュを出してEX飛翔を避けたりと、あまりこの連携は通用してないように見えました。それでも事前の練習が実を結んだか、叩き付けに対し受け身を取るなどの部分はかなりちゃんとしており、堅実な試合展開で勝ち星二つゲット。ですが三試合目の相手であった、琴音・琴音組にて負けてしまいました。やはりEX不幸を連発されるとキツいです。
さて、タッグとなると普通の対戦では強いと思えぬキャラが妙に強かったり、また逆に普段強いキャラが弱かったりするなど、普通の対戦とは違ったセオリーがあったりします。キャラ単体の戦闘能力だけでなく、組み合わせの相性なども考慮して組むのが重要なのですが…そんな中、出てきたとあるチーム。
チーム名「ブルーマーダーズ」
メンバー 香奈子・香奈子
「うおおおおおおおおおお!!」悲鳴とも感激ともつかぬ声に包まれる会場。
いつも画面は驚きの白さ(アーマー能力発動)。しかし流石にこの編成は無理があったのか、二回戦で敗れておりました。残念。
そして、またとあるチーム。
チーム名「社会の底辺と人間のクズ」
メンバー ティリア・ティリア
「うああああああああああ!!」悲鳴とも罵声ともつかぬ声に包まれる会場。
一本取ったときの、司会者・いずみんさんのセリフ「チーム名通りですね〜」は名ゼリフと言えましょう。
んで、二回戦にて、このチームが一本取ったときに…、
いずみんさん「さあ、皆さん御一緒に!!」
会場「ブーーーーー(親指を下に向けつつ)」
いやー、皆様いいノリしてますなあ(親指を下に向けブーイング決めつつ)。しかし結局こちらも二回戦敗退。やったぜ(←問題発言)。会場が湧き上がったことをよく覚えております(遠い眼差しで)。
さてこのチーム、強さだけを見るとロクなもんじゃねえ(おいおい)のですが、悪役として場を盛り上げる意味では大成功だったと言えましょう。場の皆様のノリが良かったことも間違い無くあるのですが、ある意味タッグ戦を盛り上げた影の功労者と言えるかも知れません。そこまで狙ってたとしたら大したモンですなあ。
で、優勝チームは…「チームあきかん」、メンバーはコモード芹香・ラピード綾香。どちらのキャラも空中ダッシュを多用して飛び回るため、非常に画面上は騒がしいです。どちらかがエリアルなどを食らっていても、もう片方が高い機動力で即座にフォロー。高機動キャラの強みです。また設置系の技である、コモードの中業火もさり気なく光っておりました。暴れていると急に燃やされる、という。
仲間内ではこの二人は4人戦だと交通事故(相手が適当に出した技にぶつかってしまう)が多いため強くはない、という評価を下されていたのですが、見事に覆されてしまいました。ううむ、スタイルを変えるだけでああも強くなるのでしょうか。
印象に残っているのは琴音・琴音組との試合。遠距離で琴音がEX不幸を発動。普通のキャラだとガードするしかないような間合いなのですが、そんなもの関係ないとばかりに瞬時にラピードがダッシュで突っ込み琴音を投げ飛ばして不幸を止めていたのが大きかったように見えました。
また、他にはマルチ・瑠璃子組「でんこでんぱこ」チームなども見ていて面白かったです。瑠璃子の電波ウェブは、ヒットするとウェブ全体に攻撃判定が出て、尚且つヒット時の演出中は瑠璃子が無敵という、なんとも4人戦向けの性能をしております。それ故に瑠璃子はウェブを狙い、マルチはボムを撒き散らして瑠璃子をフォローというスタイルだと思いきや、瑠璃子は思いっきり前衛に立ってエリアルを狙うスタイルでした。このチームの試合は不思議と乱戦になることが少なく、一対一が二つできあがる状況が多かったです。立ち回りが上手かったのでしょう。
その後はフリー対戦。ここで今までのフリー対戦のなかで面白かったキャラを挙げてみると、コリンと楓が浮かんできます(どちらもプレイヤー名は失念、申し訳無い)。
前者は地上技から低空ダッシュでジャンプ攻撃を繋いで相手を端まで追い込み、真空投げで相手を浮かせ、ダッシュ大。また、ゲージがないなら、下大→下中と繋いで相手を跳ね上げ、やっぱりダッシュ大。そこからダッシュ小や低空ダッシュで択一を仕掛けるスタイルでした。仲間内ではコリンの下中は無いものと思われていたので、こういう使い方があったかと非常に参考になりました。
楓のほうは、前世モードで下大→一陣の風、という連続技を多用してました。下大で浮いた相手に一陣の風で突っ込むと、初段がヒットしてそのまま相手の下をくぐることができるのでそのまま背後から下大を当てて(非常にガードしづらい)エリアル。また、
ダッシュジャンプ→バックジャンプ(ほとんど垂直ジャンプにしか見えないが)→EX無数の礫
など、見ていて楽しかったです。ちなみにこの人は緑色の楓を使っておりました。
そして時間は4時となり、大オフ会も恙無く終了となりました。
とても参考になり、とても楽しかったです。それと、試合そのものとは関係無いのですが、対戦時に「よろしくお願いします」と一言言ってくれる人ばかりで、終始いい雰囲気でした。
主催のいずみんさんもスタッフの皆様も他の参加者の皆様も、ありがとうございました。また次回がありましたら宜しくお願いします。
しかしこの日はまだ続きがあります。オフ会の最中、密砒素さんからお誘いを受けました、「この後あいるさんとこに集まるのですがよかったらどうでしょう」と。このような機会を逃すわけにはいかぬとばかり、二つ返事で承諾する我等。オフ会終了後、車であいるさん宅に向かうことになったのですが。以降の話は次のページで。