キャラ選択・システムに関して
03/08/24 アップ
03/10/06 追記
※画像にカーソルを合わせるとコメントが表示されるので、そちらも参考にしてください。
■キャラ性能とかいろいろ
今作ではプレイヤーを3人から選択できる。更に前作同様、それぞれ2タイプから選択でき、計6タイプが存在する。
ここではその性能などについて解説していこう。なお、ショットの画像はすべて最強時(アイテムMAX)のもの。
●楽園の素敵な巫女 博麗霊夢
・霊符(タイプA) 追尾タイプ
サブショット(高速時) | ホーミングアミュレット |
サブショット(低速時) | 博麗アミュレット |
ボム(高速時) | 夢想封印 散 |
ボム(低速時) | 夢想封印 集 |
前作ではホーミングアミュレットの攻撃力が低く、前半は楽だが後半はやや辛いキャラだったが、今作で加わった博麗アミュレットでその欠点はいくらか改良されている。流石に他キャラの低速ショットと比べれば威力は低いが、高い誘導性能がそれを補って余りある。メインショットと両方を当てるようにすればそれなりの攻撃力にもなるし、使いやすい。
・夢符(タイプB) 速射タイプ
サブショット(高速時) | パスウェイジョンニードル |
サブショット(低速時) | エクスターミネーション |
ボム(高速時) | 封魔陣 |
ボム(低速時) | 二重結界 |
前方集中タイプと思いきや、メインショットの幅が広いためそれなりに広範囲に攻撃できる。また、高速時でもニードルの攻撃力が中々に高いので、多数の雑魚を相手にしてもそこまで押されることが無い。低速時の攻撃力も十二分に高い。ただ低速時のボムである二重結界は攻撃範囲が狭いため、緊急回避に使うとダメージを与えにくいことがあるのがややネック。威力自体はかなり高いので、決め撃ちするのがいい。
霊夢は霊符・夢符、どちらもお勧めと言える。
●普通の黒魔術少女 霧雨魔理沙
・魔符(タイプA) 威力重視タイプ
サブショット(高速時) | マジックミサイル |
サブショット(低速時) | マジックナパーム |
ボム(高速時) | スターダストレヴァリエ |
ボム(低速時) | ミルキーウェイ |
とにかく前方への攻撃力に特化した性能。ミサイルは着弾時と爆風との両方に判定があるため、動かない相手に対しての攻撃力は他の追随を許さないものがある。ショットも密度がやたらに高い。ショット幅の狭さはスピードで補おう。
……ただし、今作では大きく動いて弾幕ごと避けるシーンがあまりないので、魔理沙のスピードの速さはアダとなりやすい……特に4ボス戦でそれが顕著に表れる。
・恋符(タイプB) 貫通タイプ
サブショット(高速時) | ストリームレーザー |
サブショット(低速時) | イリュージョンレーザー |
ボム(高速時) | ノンディレクショナルレーザー |
ボム(低速時) | マスタースパーク |
ショット幅が魔符に比べてやや広く、レーザーには貫通性能がある……のだが、このゲームでは貫通性能がそこまで有利に働かないこと、またレーザーの攻撃力が少し弱めなことで、正直弱いほうのキャラと言わざるを得ない。ただし、低速時のボムである、マスタースパークの強さは今尚健在。魔理沙は持ちボム数が少ないこともあるので、ボムは決め撃ちしていくのがいいかも知れない。
(03/10/06 追記)
魔理沙Bは低速移動時のイリュージョンレーザーに限り、移動することでレーザーに残像が発生する。この残像にはレーザー本体とは別に攻撃判定があるため、低速で小刻みに動くことで攻撃力を上げることができる。なお少しわかりづらいが、残像は左右だけではなく縦の移動でも発生する(と思う)。最強時にこれをやるとかなり高い攻撃力が得られる。
ただこれをやると、当然だが敵弾に突っ込んでしまったり微調整がやりにくくなるため、ある程度使う場所を考えねばならない。
今作、魔理沙は総じてその性能がアダとなることが多く、はっきり言って全キャラの中でもクリアは難しい。どうしてもクリアしたいなら、他のキャラから慣れていくほうがいいだろう。
●完全で瀟洒な従者 十六夜咲夜
・幻符(タイプA) 広範囲タイプ
サブショット(高速時) | ジャック・ザ・ルドビレ |
サブショット(低速時) | ジャック・ザ・リッパー |
ボム(高速時) | インディスクリミネイト |
ボム(低速時) | 殺人ドール |
前作では5ボスを務めた咲夜だが、プレイヤーキャラとなった今作でも高いスペックを誇る。高速時は脅威の攻撃範囲、低速時は優秀なサーチ性能を持つナイフ攻撃と、非常に扱いやすい。特にサーチ攻撃であるジャック・ザ・リッパーは、霊夢の博麗アミュレットと比べて誘導性能がやや低く、またサーチ範囲が狭い(前方60°くらい)点で劣るが、攻撃力があるため総合性能ではこちらに軍配が上がる。
・時符(タイプB) 特殊タイプ
サブショット(高速時) | ミスディレクション |
サブショット(低速時) | パワーディレクション |
ボム(高速時) | パーフェクトスクウェア |
ボム(低速時) | プライベートスクウェア |
こちらは少し性能にクセがある。左右どちらかに移動しつつショットを撃つと、その方向にショットの射角が傾いていく(最大で左右それぞれ45°ほど)。そして、そのまま低速移動モードに入ることによって、サブショットの射角の固定ができる。なおレバーを左右に入れずにショットを撃てば、サブショットは傾きが戻る。やや扱いづらい性能だが、メインショット・サブショット共に攻撃力はかなり高く、硬めの敵が左右から連続して出てくるシーンなど(4面など)では強さを発揮する。
またボムはどちらも威力が低く持続時間が長い。そしてボム使用中に敵弾にかすることが出来(ただしGrazeは増えない)、ボムの効果が切れた瞬間に敵弾が☆アイテムになるため、『ボム使用中は☆アイテムの点が100点になる』制限から逃れることが出来る。緊急回避+稼ぎ用のボムと言えよう。
咲夜はボム初期数が4なこともあり、恐らく全キャラの中で最もクリアに近い。特に幻(タイプA)のほうはサーチが使いやすいため、クリアを目指すなら一番楽だろう。
さて、攻略ではどのキャラを使っていくかだが……紅魔郷のときと同様、霊夢Bを使うことにする。
咲夜Aなどは確かに楽ではあるのだが、全体を通してサーチが使えすぎるため、他キャラにパターンを応用させづらい。よって、平均的(であろう)性能を持つ、霊夢Bで進めていくことにする。
なお、咲夜Aなどを使う場合は、こちらの紹介より幾らか楽になる、と思ってくれていい。
■システムについて
細かいことを知りたいならば説明書を読むのが一番いいので、ここではクリアを考えた場合のことを書く。
いきなり結論から言うと、『森羅結界は終了寸前まで粘って霊撃を使え』となる。
解説は以下に示す。
今作から加わった新システムに『桜点』がある。これは画面左下に表示されており、点アイテムの点数に影響を及ぼすもので、稼ぐつもりがないならばそこまで重要ではないが、その上に表示される『桜点プラス』はクリアの上でも重要なポイントとなる。
この桜点プラスは幾つかの要素で上昇し、50000点を越えた瞬間『森羅結界』が発動される。これについてまとめると、以下の通り。
(1) 桜点プラスが50000を越えた瞬間『森羅結界』が発動
(2) 結界が発動すると、桜点プラスが高速で減り始める。ちなみに発動までは桜点プラスは減ることはない
(3) 結界は、被弾するか、ボムボタンを押すか、桜点プラスが0になるか、で終了となる。
なお、前者二つの条件で終了した場合、『霊撃』が発動される。被弾により発動した場合はミスにはならない
この中で重要なのは、(3)の『霊撃』。これは廉価版ボムとでも言うべき性能を持ち、発動することによって画面上の敵弾をすべて桜アイテム(小)にすることができる。これを利用して、結界が発動したら被弾に備えて可能な限り粘り、結界終了寸前に霊撃を発動させる。
すると、結界のバリアとしての性能を活かしつつ、桜アイテムを回収。それにより桜点プラスが上昇し、次の結界を発動させやすくなる……という図式が成り立つ。そうして霊撃を多用し、弾避けを可能な限り排除することでクリアがぐっと近くなる。
これをやるとスコアはかなり下がってしまうのがネックだが、今作はスコアによるエクステンドなどもないので、クリアしたいなら気にする必要はまったくない。自分の目標に合わせて、霊撃を使うか否かを選択していこう。