東方紅魔郷(ノーマル)攻略 その5
ステージ5
03/02/08 アップ
※画像にカーソルを合わせるとコメントが表示されるので、そちらも参考にしてください。
■紅い月に瀟酒な従者を
(♪メイドと血の懐中時計)
いよいよ終盤にさしかかる5面。4面道中はパターン化が重要だったが、5面はそれに加えアドリブでの避けもかなり要求される。とは言っても十分にパターン化できるはずなので、めげずに頑張ろう。ではシーン別に攻略に入る。
●シーン1 紅魔館大廊下・前半
このシーンは基本的に2種類の敵しか登場しない。どちらも姿形は赤メイドなのだが、弾の撃ち方が異なる。片方は自キャラ狙いの全方位弾を連射するタイプ、もう片方は下要素方向にランダムに針弾を撃つタイプ。この2種類のメイドが仕掛けてくる混合攻撃が、シーン1のメインとなる。前者は常に2体1セット、後者は常に編隊を組んで登場する。またシーンの最後にのみ、扇状に弾を撃つタイプも登場する。
なお、全方位弾メイドは「弾を全部撃たせてから」少し横にずれることで、またランダム針弾メイドに対しては、メイドより上方向に位置することで対処できる。あと右側から出てくるメイドに限り、画面右端にいれば体当たりされない。だが弾を撃たれると避けるヒマもなく当たってしまうので、ほとんど意味は無い。ネタ程度に憶えておくのがいいだろう。
それでは順を追って登場パターンを図解していこう。なお赤字で示されている矢印は全方位弾メイド、青字で示されている矢印はばら撒きメイド、黒字で示されているのは扇弾メイドの登場位置を示しており、数字の順に登場してくる。
これを踏まえた上でパターンを解説する。ちなみに最も簡単と思われるが全然稼げないパターンなので、自信があるならもう少し敵を撃ちに行ってもいいだろう。なお敵の番号は機種依存文字の使用を避け、カッコ表記を用いることにする。
最初はやや左下に位置する。(1)が弾を撃ってきたら少し上か横にずれて避ける。
そのまま左側に張り付き、(2)を撃つ。全て破壊したら少しだけ右側に動き、左側の(3)を撃つ。ちゃんと撃てば弾を撃つ前に倒せる。
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右側の(3)が撃ってきた弾を少しだけ横に動いて避け、そのまま(4)を撃つ。前進して(3)を倒した場合は、そのまま画面上部にいれば(4)の上にいることができる(弾が飛んでこない)のでそれでもいい。
(4)の後は少し間が開くので、この隙に全方位弾タイプの(5)の下に移動する。
そのまま全方位弾タイプの(5)の左側を撃ち、右側の(5)が撃った弾を戻って避け、後は(6)(7)(8)を撃ちながら左側で避ければいい。
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ワンテンポ置いて(9)〜(15)が連続して出てくるが、これも画面一番下の中央付近に位置して(9)の弾を引き付けてから少し横に動けばOK。とにかく小さく動くこと。なお(11)の後はすぐ(12)が出てくるが、位置取りがちゃんとしていれば簡単に倒せるので、すぐに右に動いて(14)を倒し、続けて(15)を倒せば終了となる。
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ちなみに全方位弾メイドは普通に倒しても大きいPアイテムを出すだけだが、(3)以降の全方位弾メイドに限り弾を撃たせてから倒すと(撃たせる寸前でもOKかも?)それに追加して点アイテムを出す。特に(9)〜(11)は多くの点アイテムを出すので、稼ぐならばここでボムを使ってでもメイドを倒し、フルパワーモードを利用してアイテムを回収するといい。ただ、霊夢タイプBはボムが弱いので微妙なところ。また魔理沙タイプBはボム自体は強いがボム使用中は移動速度が落ちるため、ある程度上に移動して撃つようにすること。そうしないと点数的に大損することになる。
●中ボス 十六夜咲夜(いざよい さくや)
最初はナイフとクナイ弾を交互に撃ってくる。時折混合攻撃になるが、毎回撃ち方が同じため完全に避け方をパターン化できる。下の画像のように避けよう。案外左側に大きく振られるので、それだけ注意。
スペルカード 奇術「ミスディレクション」
画面中央から左右どちらかに移動しつつクナイ弾をばら撒いた後、反対側にワープしてナイフによる扇弾を連射してくる。
一見どうにもならなさそうだがこの攻撃にはタネがあり、実はクナイ弾は動かなければ道ができる。一応自キャラを狙っているので、道が出来たら少し動いて避ければよい。
また、ナイフ扇弾も自キャラを狙っている攻撃のため撃たせて少しずれれば避けられる。3回に分けて放たれるのでそれだけ注意すれば、避けきることはなんら難しくないだろう。だが、中ボスの咲夜は倒せば1UPを出すので、なんとしてでも倒したいところ。よって、撃破パターンも紹介する。
まず、スペルカードが発動したら咲夜の真下、つまり画面中央下段に入り、咲夜が動くのを待つ。待っている間は動き出した瞬間の咲夜にダメージを与えるためショットを撃ち続けよう。どちらに動くかは(恐らく)ランダムなので、どちらに動いてもいいよう心の準備をしておこう。今回は右に動いたと仮定する。
大きく動かなければクナイ弾は当たらず、咲夜は左側にワープしてナイフを投げてくる。ここで最初に咲夜が動いた方向(今回は右)に移動してナイフを避け、二度目のクナイ弾の後にもっと右に動き、咲夜が消えた位置の真下近くまで移動する。
すると、二度目のクナイ弾の後、咲夜は丁度自キャラのほぼ真上の位置でナイフを投げるので、ここで微調整しつつ一気に撃ち込む。後はじっくり避けて攻撃していけば倒せるだろう。
●シーン2 紅魔館大廊下・後半
このシーンは編隊を組んで登場する赤メイドがメインなのだが、こいつらがえらくヤケ気味に弾を乱射してくる。シーン1のメイドと違って、ある程度自キャラを狙って撃っているので、画面上部に逃げる手は使えず、正攻法で抜ける以外に手はない。ここは画面左右どちらかの隅っこで自キャラの周囲を見つつ避けるようにすると比較的楽だろう。
画面中央下部で避けようとすると、両斜め前から弾が飛んでくるので少し避けづらいのだが、これなら斜め前と正面からになるのがポイントなのだ。
その後は全方位弾メイドのラッシュとなる。相変わらず2体1セットで登場するが、避け方もシーン1とまったく同じでOK。3セット→5セットと登場するので、最初の3セットを避けても油断しないように。あと5セットのほうは弾を大量に撃たれるので怖いかも知れないが、決して動きすぎないように。また、稼ぐならここでもボムを使うことを推奨する。
後は会話デモを経てボス戦となる。
●ボス 「紅魔館のメイド」十六夜咲夜
(♪月時計 〜 ルナ・ダイアル)
5面ボスは清掃係兼メイド長にして紅魔館の実質的な管理人である、十六夜咲夜が務める……のだが、スペルカードに限ればほとんどに避け方の方針が存在するため、そこまで強くはない。はっきり言えば4ボスのパチュリーのほうが強い。だが通常攻撃は難しいほうなので気を抜かないこと。
では攻撃一覧の後、解説に入る。
1.本体から全方位ナイフ弾(16発)+魔方陣から針弾→24WAYナイフ弾連射(ループ)
2.スペルカード 幻在「クロックコープス」
3.本体から全方位ナイフ弾(24発)+魔方陣から反射クナイ弾
4.スペルカード 幻象「ルナクロック」
5.螺旋状反射ナイフ弾
6.スペルカード メイド秘技「操りドール」
1.本体から全方位ナイフ弾(16発)+魔方陣から針弾→24WAYナイフ弾連射(ループ)
4つの魔方陣を放ちそれと本体からの同時攻撃。魔方陣の弾は進むにつれて横に広がる性質を持っている。そのため、下手に画面下のほうで避けようとすると逃げ道を塞がれることが多い。中央より少し下あたりで、隙間に入り込むように動いて避けよう。
また24WAYのほうは、咲夜の正面から1〜2キャラほど横にずれた位置にいれば当たらない。とは言ってもこの攻撃の最中に咲夜の位置を見るのは難しいし、ナイフ弾はやや速いが距離を取っておけば対応できるので、あんまり咲夜に近づかなければ問題ないだろう。
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2.スペルカード 幻在「クロックコープス」
2つ目の攻撃はスペルカードとなる。最初は青針弾をばら撒き、時間を止めてナイフを配置した後、時を動かす。
さて、咲夜が配置するナイフは大きく「自キャラを狙う角度で前方60°ほどの範囲に配置」されるものと「自キャラを狙わない角度で配置」されるものに分けられる。自キャラを狙うものは横に動けば難なく避けられ、狙わないものは普通に見て避けられる。最初にばら撒く青針弾も問題ないだろう。つまり、ナイフを配置された後は、横に動いて上に抜ければ簡単に避けられる。
ただし、咲夜が攻撃の溜めモーションに入ったら(見ればすぐわかる)咲夜の真下で待機すること。そうしないとナイフが変な角度で配置されるので、少し避けにくくなる。
3.本体から全方位ナイフ弾(24発)+魔方陣から反射クナイ弾
基本的に1と同じ攻撃なのだが、今回は魔方陣から放たれるクナイ弾が画面端で跳ね返ってくる。なお「画面端」と言っても、それは画面内には存在せず、枠の少し外側に存在するので注意。ちなみに咲夜が投げるナイフは反射せず、またクナイ弾は1回しか反射することはない。そして画面下では反射はしない。
4.スペルカード 幻象「ルナクロック」
時よ止まれッ→ナイフ配置→そして時は動き出す、という攻撃パターンやナイフの配置の仕方はクロックコープスと一緒だが、ナイフを配置した直後、向きをランダムに変化させてくる。このときナイフの色も緑に変化する。一見ナイフがランダム方向に進んでいくので厳しそうだが、実際は弾の密度が下がるだけなので非常に楽。青針弾の撃ち方がクロックコープスとは違うが、それでも難なく突破できるだろう。
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5.螺旋状反射ナイフ弾
ナイフ弾を5方向に螺旋状に回転しつつ撃ち出す。咲夜の通常攻撃の中では弾密度が高く厳しいが、一応避け方の方針はあり、ナイフとナイフの大きな途切れ目に自キャラを動かしつつ避けていく、というのがそれ。ただ、すぐに反射ナイフが飛んでくるため、あまり頼れる避け方ではないのがネックか……。正面で微調整しつつ避けるほうが楽かも。
6.スペルカード メイド秘技「操りドール」
難易度イージーの場合はこれがオーラスとなるスペルカード。それだけあって、全体的にスペルカードが弱い咲夜の中では厳しい攻撃に分類される。その攻撃は、4WAYナイフ弾連射を2回撃った後時を止め、向きを変化させるものなのだが、これが更に画面端で反射する。
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この時点で十分避けにくいのだが、時間停止中に角度の変化しないナイフが幾つかあり、次の時間停止のときにこれらの向きを変化させてくることがある。それがどういうことかと言うと、画面下部から上部へと向かうナイフが発生するのだ。
角度が変化したかしてないかはナイフの色で判別でき、色が緑なら変化したもの、赤か青なら変化していないものである。赤か青のナイフは、時間停止のたびに角度を変化させる可能性があるので、できるだけ近づかないほうがいい。
ただ、咲夜が投げるナイフは自キャラを狙っているので、それを利用して上のほうに投げさせれば赤や青のナイフが画面下にくることが少なくなり、比較的楽に避けることができる。しかし、何しろ咲夜の攻撃と攻撃の間隔が短いため、それを完全に実行しようとすると常に上で避けなければならなくなるので、最初の1〜2回くらいしかこの手は使えない。この攻撃はボム使用も仕方ないだろう。